我が家では2週間に一度、図書館で10冊の絵本を借りて、娘と楽しんでいます
前回は反応がよかった絵本2冊でしたが、今回は3冊を紹介します
「さんどいっちにー」

2017年にほるぷ出版から出版された絵本で、作者はたんじあきこさんです
たんじさんは絵本作家のほか、NHK「Eテレ」の「英語であそぼ」のキャラクターデザインを手掛けるなど幅広く活躍するクリエイターです
「さんどいっちにー」は対象が0歳からとなっており、赤ちゃんに初めて読ませる”ファーストブック”でもありますが、最大の魅力は「声に出して親子で読みたくなる」ところにあります
「いっちにー、いっちにー、さんどいっちにー」というフレーズが脳内で繰り返されてしまうほど中毒性があり、大人がノリノリで声に出して読みたくなります
我が家ではパパとママがやたらノリノリで歌うので、娘も体全体でリズムをとりながら楽しんでいました
わかりやすい構成のため、ファーストブックとしてもよいのですが、お子様が成長しても何度でも楽しめる絵本です
「あめかな!」

2009年に福音館書店から出版された絵本で、作者はU.G.サトーさんです
雨が降り、天気が崩れてから、晴れ間が見えて、最後に花が咲くという構成なのですが、芸術的な絵に引き込まれます
繊細な青を中心とした雨の表現がきれいで、きれいすぎて、正直に言って、最初はあまり子ども向けではないのかなと思っていました
これまで娘の反応がよかった絵本は「楽しい」ものが多かったのですが、この絵本を読むようになってからは、不思議とこの絵本を頻繁におねだりするようになったので、娘が楽しい絵本とは違う魅力を感じられるようになったのかなと、娘の成長が感じられた大切な絵本になりました
「くろくまくんどんないろ?」

2012年にくもん出版から出版された絵本で、作者はたかいよしかずさんです
たかいさんは明治製菓「マーブルチョコ」のキャラクターデザインも手掛ける通称「HAPPY CREATOR」です
きっと絵本を多く知らない方でもくろくまくんシリーズは見たことはあるのではないでしょうか
今回ご紹介するのはタイトルの通り、くろくまくんが、赤く塗られて”あかくまくん”になったり、青く塗られて”あおくまくん”になったり、黄色い扉から”きいくまくん”が出てきたり、、、たくさんの色が登場します
色を感じられるようになった娘はめくるごとに変わるくろくまくんに夢中になっていました
ちなみにお借りした絵本は落丁があったため、くろくまくんが白く塗られる場面あたりからストーリー性は欠落していましたが、それでも楽しみに楽しみ抜いていました
色がわかるようになると、絵本に対する反応が変わっていくんですね
他の7冊もご紹介
ご紹介した3冊のほかに今回借りた7冊をご紹介します
- がたんごとんがたんごとん
- モグモグとらちゃん
- ぞうちゃんとねずみちゃん
- おやすみ~
- そらまめくんこんにちは
- ひよこ
- しろ、あか、きいろ
娘にはハマりませんでしたが、個人的には「モグモグとらちゃん」が好きでした
とらちゃんの絵のタッチがかわいいのはもちろんですが、とらちゃんがチュルチュルする場面ではうどん好きな娘にも伝わるかなと思い、気合を入れて読んでいました
最後に
1歳3か月の娘は、たくさんの色がわかるようになったり、楽しいを共有できるようになったりしてきました
元気な楽しい絵本を探しているなら「さんどいっちにー」
繊細な色彩を感じてほしいなら「あめかな!」
いろいろな色を学んで楽しみたいなら「くろくまくんどんないろ?」
今回ご紹介した3冊はどれも魅力が違うので、お子様の成長に合わせてそれぞれ読んでみてあげてください
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